まずは気になる降水量から。
28日(木)に34ミリ。
30日(土)が72.5ミリ。
かなりまとまった雨が降りました。
ただし、31日(日)競馬が行われる時間帯は晴れの予報。
土曜は中止にしたので傷みは無く、重~やや重の状態になりそうです。
さらに、内から乾くのが東京競馬場の特徴。
今週からBコース使用で荒れた部分は隠されています。
内をスムーズに進める先行勢が有利になったかもしれません。
【日曜東京11R 天皇賞(秋)雑感メモ】
評価はS~Dで5段階。重想定・枠順込みの雑感です。
1ショウワモダン(D)昭和を地で行く急遽の連闘は馬場悪化を見込んでの作戦。
(
モダン、台風で緊急参戦!サンスポ)
富士Sは公開調教でダメージ少なく、闘志に火がつけば面白い。
ただ、後藤がネヴァブションへ乗り替り、距離は長く、天候回復なら厳しい。
2ブエナビスタ(A)なにやら近走で最も状態が良いという評判の現役最強牝馬。
唯一の心配は、スミヨンが安全策で外へ持ち出したとき。
いつもギリギリで差してくるこの馬に、内外の馬場差がどう出るか。
3ジャガーメイル(A)一度使うと真面目に走りすぎて筋肉が固くなる馬。鉄砲は歓迎。
春は謎の整体師による「ゴットハンド」で調教毎に筋肉をほぐし鍛えた。
真面目に走る馬は重もこなす。東京巧者は言うまでも無く、要注意の1頭。
4エイシンアポロン(C)ヴィクトワールピサにアッサリ捻られた弥生賞が印象的。
最後に一瞬で交わされたのは2000mが本質的に長いという証。
重・不良は問題なく、状態も良し。スローを早めで3着以内があるか。
5オウケンサクラ(D)坂路は相変わらず元気に駆け抜けたものの、この秋はレースで覇気がない。
オークスのようにあえて控えて、馬混みで闘志に火をつけるのも手か?
6スマイルジャック(C)不器用で非常に乗り難しそうな馬。東京なら幾分レースしやすいか。
ただ、馬の能力自体は高いことは実績が証明。
状態は平行線か?馬場悪化は脚質的にも気性面もマイナス。展開も難しい。
7ペルーサ(B)ゲートをすんなり出てくれれば…の条件つき。
「可愛がるより、少し厳しくあたる」とは安藤勝騎手のコメント。
素材は一級品も、重馬場がどうかという心配もあり、少々買いにくい。
8シルポート(S)秋2走で評価を落としたが、それでマークが甘くなるなら歓迎。
Bコース使用で元々有利、内から乾く馬場も味方につける。
「離して逃げる」と西園調教師の玉砕宣言。
重馬場の前残りがあるならこの馬だろう。
9トウショウシロッコ(D)終い重点の調教、目立たないがキッチリ仕上がっていると思う。
東京巧者でもあるが、どうも「荒れていない重い馬場」は不得意そう。
力関係で考えても消しだが…
10シンゲン(B)東京9戦6勝、負けた3回はいずれも故障発生。
藤田騎手が馬場悪化時に、故障をいとわず追えるかが気がかり…
ヤラズまでは考えすぎ?も、展開次第では十分ありえる話。
馬場の回復次第で決めたい馬。
11アクシオン(B)「サンデーサイレンス×武豊」
どうして芝コースで追いきったのか…しかし絶好の動き。
二ノ宮流の絶妙な味付けが施されたと解釈する。
サンデー産駒だが、戦績を見ると馬場悪化は意外とプラスになるのでは?
12アーネストリー(B)
宝塚記念で軽い熱発がありつつ、勝ちにいって早め抜け出しの3着。
秋は出るところ全部買いだと思っていた。
しかし中間は好時計を出すも少々ふらつき、最終追い切りはやや控えめ。
2000mも小回りに良績が集中していて、評価に迷う。
道悪も展開的には有利だが、本質的にはどうか。
13ヤマニンキングリー(S)目下最大の穴馬はこれ。近走にはない好調といえる仕上がり。
今回出走馬の中で唯一ブエナに先着していて、それが洋芝の札幌記念。
父アグネスデジタルは01年重馬場の天皇賞を猛然と追い込んで制覇。
パワーとスピードの総合力が求められる馬場なら、こんなに怖い馬はいない。
14ネヴァブション(A)こちらも侮るなかれ。毎日王冠の3着後、出来はさらに上がっている。
願わくば有馬記念くらいまでひっそりしていて欲しかったが…
時計が掛かりそうな今回の条件はピッタリ。あわや戴冠のチャンスが転がってきた。
15スーパーホーネット(B)個人的に騎手が苦手で、買いにくい材料が揃っていても不気味。
距離適性は若干違うが、カンパニー臭がプンプンする。
16キャプテントゥーレ(B)中間の動きが抜群。お釣りが無くなるのでは?と心配してしまうほど。
それだけに、外枠が残念。これも買いにくい。
17コスモファントム(C)3歳勢で最大の穴馬…2歳時のラジオNIKKEI杯2着で地力は証明済。
芝・ダート兼用の馬は基本的に荒れた馬場歓迎。
ただ、ここはついていない外枠に。次に期待か。
18アリゼオ(C)この馬も残念な大外枠。
距離は1800mが現状ベストに思えるだけに、外から回すのは厳しい。
内に入れて我慢して、闘志を掻き立てるようなレースを見たかった。
妙味的にも薄く、切る方向で考えているが…
スポンサーサイト